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むち打ち治療と弁護士基準 2025年6月6日

【むち打ち治療と弁護士基準】

交通事故に遭った直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくいことがありますが、数日後になって首の痛みや違和感、頭痛、めまい、吐き気などの症状が出てくることがあります。これがいわゆる「むち打ち症（頚椎捻挫）」です。

むち打ちは見た目には異常がない場合が多く、周囲の理解が得られにくいこともありますが、実際には非常につらい症状です。そして適切な治療を受けないまま放置してしまうと、慢性的な首・肩の不調や、自律神経の乱れを引き起こすこともあるため、早期の対応が重要です。

今回は、むち打ち症の基礎知識や、後遺症を防ぐための適切な対応、そして「弁護士基準」による慰謝料についてもわかりやすく解説します。また、松戸市でむち打ち治療に力を入れている「夢の鍼灸整骨院」の取り組みについてもご紹介します。

むち打ちとは？見逃されがちな交通事故後の体の異常

むち打ちは、交通事故の衝撃で首がムチのようにしなることで、首やその周囲の筋肉・靭帯・関節包などが損傷を受ける状態を指します。正式には「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」と呼ばれます。

主な症状は以下の通りです：

首の痛み・動かしにくさ
肩こり・背中の張り
頭痛
めまい・ふらつき
吐き気
手のしびれ
倦怠感・集中力の低下

これらの症状は事故直後にはあまり強く現れないことが多く、「大したことはない」と思ってしまいがちですが、放っておくと症状が長引いたり悪化したりします。

むち打ちの治療は早期対応がカギ

むち打ち症の治療では、まず患部の炎症を抑え、筋肉や関節の緊張を和らげることが重要です。柔道整復師による手技療法や、鍼灸による自律神経の調整、微弱電流や超音波治療器などを用いた物理療法が有効です。

松戸市の夢の鍼灸整骨院では、交通事故によるむち打ち症状に対して、患者さま一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。柔道整復師と鍼灸師が連携し、手技・鍼・電気治療・ストレッチなどを組み合わせることで、炎症の緩和から可動域の回復、再発防止までトータルでサポートします。

また、交通事故による自律神経の乱れが原因でめまいや倦怠感が強く出るケースでは、鍼灸治療が効果的です。夢の鍼灸整骨院では東洋医学的視点からもアプローチし、事故後のさまざまな不調に対応しています。

弁護士基準で慰謝料が変わる？整骨院通院のポイント

交通事故で治療を受けた場合、加害者側の自賠責保険や任意保険によって治療費が補償されますが、その補償の内容や金額には「自賠責基準」「任意保険基準」「弁護士基準（裁判基準）」の3つの基準があります。

その中でも「弁護士基準」は、最も高額な慰謝料が認められる基準です。これは過去の裁判例を基にした基準で、交通事故被害者が正当な賠償を受けるための強い味方となります。

例えば、通院慰謝料に関しても、

自賠責基準：4,300円／日（2020年以降）
弁護士基準：通院1ヶ月あたり28万円程度（ケースにより異なる）

というように、金額に大きな差があります。

しかし、弁護士基準による慰謝料を適用してもらうには、通院実績や治療内容の記録が非常に重要です。整骨院での通院回数や治療内容、症状経過を正確に記録しておくことが、将来的に弁護士が交渉する際の強い材料となります。

松戸市の夢の鍼灸整骨院では、交通事故治療の専門知識を持つスタッフが、治療だけでなく通院証明や施術証明などの書類の発行にも対応し、被害者が不利にならないようサポートしています。また、必要に応じて提携弁護士の紹介も可能ですので、「慰謝料の計算がよくわからない」「保険会社とのやり取りが不安」という方も安心です。